MacのCotEditorで区切り文字を定義する

CotEditorでは、シンタックスごとに区切り記号に関する設定を行えます。ここでの設定は、入力時のエディタの振る舞いと正規表現ベースのシンタックスハイライトに反映されます。

シンタックスの区切り文字を定義するには、シンタックスエディタの左側のリストで「区切り文字」を選択して、右側で項目を設定します。シンタックスエディタの開き方は、シンタックスを定義するを参照してください。

コメント記号を定義する

コメント記号を定義すると、そのシンタックスで「コメントアウト」と「コメント解除」を使えるようになります。正規表現ベースのシンタックス定義では、同じ記号がコメントのハイライトにも使われます。

インラインコメント

インラインコメントは、開始文字列から行末までをコメントとして扱います。

項目説明
開始文字列

インラインコメントの開始記号です。この記号に一致した位置から行末までをコメントとして扱います。

行頭のみ

オンのとき、開始文字列が行頭(先頭の空白の後)にある場合にのみ一致します。

ブロックコメント

ブロックコメントは、開始文字列と終了文字列で囲まれた範囲をコメントとして扱います。ブロックコメントを使うには、両方の項目を設定します。

項目説明
開始文字列

ブロックコメントの開始記号です。この記号から対応する終了記号までを1つのコメント範囲として扱います。

終了文字列

ブロックコメントの終了記号です。

ネスト

オンのとき、入れ子を考慮してブロックコメントの範囲を判定します。オフのときは最初に一致した終了記号でブロックコメントを閉じます。

インラインコメントとブロックコメントの両方を定義した場合、「コメントアウト」コマンドではインラインコメントが優先されます。また、複数の記号を定義した場合は、一覧の先頭にある記号が使われます。

文字列区切りを定義する

文字列区切りは、正規表現ベースのシンタックスハイライトで「文字列」要素の範囲を判定するために使われます。また、エディタの記号ペアマッチングでも使われます。開始文字列と終了文字列で囲まれた範囲が文字列として扱われます。

項目説明
開始文字列

文字列の開始を示す記号です。

終了文字列

文字列の終了を示す記号です。

複数行

オンのとき、改行をまたぐ文字列を許容します。

エスケープ文字

文字列内で終了記号をエスケープする文字です。エスケープしない場合は空欄にします。

プレフィックス

開始文字列の直前に必要なプレフィックス文字列をカンマ区切りで指定します。例えば r,f,b と設定すると、r"…"f"…"b"…" に一致します。プレフィックスを設定すると、いずれかが存在するときのみ一致します。プレフィックスなしの文字列にも一致させるには、空欄のままにします。

説明

登録する記号にメモがあるときにこのフィールドを使用できます。この項目は空でも構いません。

複数の文字列区切りを定義すると、同じシンタックスで異なる文字列リテラル形式(例: "…""""…""")を扱えます。

文字区切りを定義する

文字区切りは、正規表現ベースのシンタックスハイライトで「文字」要素の範囲を判定するために使われます。また、エディタの記号ペアマッチングでも使われます。開始文字列と終了文字列で囲まれた範囲が文字リテラルとして扱われます。

項目説明
開始文字列

文字リテラルの開始を示す記号です。

終了文字列

文字リテラルの終了を示す記号です。

エスケープ文字

文字リテラル内で終了記号をエスケープする文字です。エスケープしない場合は空欄にします。

説明

登録する記号にメモがあるときにこのフィールドを使用できます。この項目は空でも構いません。

インデント用区切りを定義する

ブロック区切りは、入力時の自動インデントに使われます。行末のトークンが開始文字列に一致した状態でReturnを押すと、次の行のインデントが1段深くなります。

項目説明
IC

大文字小文字を無視して一致させます。大文字小文字を区別しない言語でのみ有効にしてください。

開始文字列

インデントブロックを開始するトークンです。

終了文字列

ブロックを終了するトークンです。空欄にすると開始のみのルールとして扱われます(例: 行末の :)。

説明

登録する記号にメモがあるときにこのフィールドを使用できます。この項目は空でも構いません。

開始文字列と終了文字列の両方を設定していて、改行位置の直後に終了文字列がある場合は、インデントが1段深くなった空行が自動で挿入されます。

関連項目